

kq(冊子)
2,200 JPY
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kq_sassi.jpg
3.32MB
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“kq”とは
第21回AAF戯曲賞 最終審査会ノミネート作品
第14回せんがわ劇場演劇コンクール 本選 上演作品
けーきゅー。2019年より佐々木すーじんが取り組む「呼吸による音楽」プロジェクト。 これまで佐々木自身の呼吸音独奏として上演されきた。 譜面は呼吸方法の指示テキストと並走する抽象的な物語で構成され、耳に集中しな がら呼吸を意識的に行うことによる内的な調整作用と、外部との「セッション」を微細 な呼吸音で行うという2つのベクトルを持つ。 抽象的で詩的な物語は、基礎情報学/表象文化論の研究者・原島大輔氏に「まるで 生命の系統発生と個体発生が重ね合わされたひとつの物語のようでもある」と評される。
2021年、譜面”kq”が、第21回AAF戯曲賞で最終審査会ノミネート。2022年、冊子とCDでプロダクト展開。 2023年より、”kq”を題材にしたワークショップを計5回開催。 2024年第14回せんがわ劇場演劇コンクール本選にて上演。
記録映像
https://youtu.be/T5RXIiPxdgw (2022年)
“kq”冊子概要
ジャンル:実験音楽、演劇、エッセイ
タイトル:kq
サイズ:B6:60p
著者:佐々木すーじん(寄稿:原島大輔)
価格:2,000円+税
デザイン:伊東友子
印刷・製本:レトロ印刷 発行所:scscs
内容:”kq”譜面は8つのパートで構成され、各パートは抽象的な物語ページと呼吸方 法の指示テキストでできています。”kq”冊子には、その譜面と共に書き下ろしのイラ ストが収録されています。
また同冊子には、ユク・ホイ『再帰性と偶然性』(青土社2022)の訳者などでも知られ る気鋭の研究者、原島大輔氏の書き下ろしの随想『息の霊』11,000字も収録されています。
呼吸という行為を掘り下げて生命の起源・進化の歴史にまで言及する思考 の軌跡は、身体論、生命論への多くの示唆に富んでいます。
佐々木すーじん... 早稲田大学在学時にscscs(すくすくす)結成、ライブハウスだけでなく劇場やギャラ リーなどで独創的に活動。並行して2010-2012年、コンテンポラリー・ダンスカンパ ニー<Co.山田うん>にダンサーとして参加。その他、捩子ぴじん、岡田智代、ユン・ハ ンソル”Saitama Frontage”(さいたまトリエンナーレ2016)での音楽など。ソロ作品とし て、"a440pjt"(2017-2019)”落々”(2019-2020)”kq”(2021-)を発表。千代田芸術祭 2014 山川冬樹賞受賞(2014、scscsにて)、第14回せんがわ劇場演劇コンクール・ ファイナリスト(2024)
原島大輔...
著書に、『クリティカル・ワード メディア論』(共著、フィルムアート社、2021年)、『AI時 代の「自律性」:未来の礎となる概念を再構築する』(共著、勁草書房、2019年)、『基 礎情報学のフロンティア:人工知能は自分の世界を生きられるか?』(共著、東京大 学出版会、2018年)、など。訳書に、ユク・ホイ『再帰性と偶然性』(青土社、2022 年)、ティム・インゴルド『生きていること:動く、知る、記述する』(共訳、左右社、2021 年)。